スポーツ

やっぱり野球は面白い

と思った人は大勢いるはず!

昨夜の台湾戦も期待通り日本が勝利して、このアジア予選を通じて勝ち負けもさることながら、こんなに日本のプロ選手たちって熱いんだ、って感動した。

まるで甲子園の高校球児たちのような真剣さ。いつもこんなに必死にプレイしてるかい?と言いたくなるほどに。

『グレートベースボール』―という表現は的を射ているかどうか(言葉の意味的に)怪しいけれど、それでも日本の野球はちっとも『スモール』なんかじゃないぞー!っていうアピールは伝わってくるよね。

台湾でのこのアジアシリーズに当然出るべきと思われる選手で、なぜか出ていないあの選手もこの選手も、きっと「くっそー、俺、なんで出てないんだよ!出たかったなあ!」と心の底から悔しく思ってらっしゃるでしょう。その思いで五輪本戦に望んで欲しいもの!


※ところで、おとといの日韓戦の時に私は誤解していて、このアジア予選で1位にならなければオリンピックに出られないと思っていたのだけれど、確かに1位だけが自動的にオリンピック出場権を得るのだけれど、2位と3位には今度は世界予選があったのでした。だから今回残念でした、の韓国も、台湾もそこで3位までに入ればオリンピックに出られるわけ。結局五輪本戦でまた顔を合わせるんでしょうねえ。アメリカは出てこれるのかなあ。メジャープレーヤーなしで。でもどっちにしても彼らは五輪は無視するんだろうから…

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日韓戦!

アジアの野球の質の高さを見るとき、これで1枠って言うのは非情だなぁ。もともとアジアで2枠で、開催国の中国がそのうちの1枠を持っているのだから、仕方ないと言えば仕方ないけど、レベル的に言えば日本・韓国・台湾は中国とは比べ物にならないし、一体オリンピックに全世界何チームが出るのか知らないけど、もうちょっと配分を考えようーぜ!って思ったら、考えるも何も2008年が最後のオリンピック野球…

それはそれとして昨夜の日韓戦。いやー、すごかったね!!!

こんな試合をするんだから枠を増やしてよ!というのか、もしかして1枠だからこういう試合になるのか?

川上も岩瀬もさすが日本一チームの柱だね。あの気迫には恐れ入りました。上原君にいたっては、いつものと言うよりはむしろスイスイと余裕で9回を投げた感じさえした!あの中に球児の姿も見たかったな。本人もきっとそう思っていたに違いないけど。

野球の国際試合なんか大した事ない、つまんない、と思っていたけど、面白いじゃないの!WBC以来の盛り上がり。我が家ではね。

さてさていよいよ今夜の台湾戦が決戦の場だけれど、どういう運びになるのやら。わくわく、どきどき!もうちょっと点取ろうよ!

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スケート・アメリカ

週末のスケートアメリカを見てて思ったこと二つ。

ひとつ。主に女子だけど(なぜかというと男子はテレビ中継が限られていてほとんど見られなかった、いつものことだけど)、若い選手が頑張っているなあ、楽しみだなあ。キャロライン・ジャンってすごいなあ。元気がよくて、しなやかで、パールスピンは感動もの。まだ14歳にして子の完成度!という驚きと、その若さならではの柔軟性かなぁ。まだ14歳というのは、インタビューにそのまま出ている。小生意気、と言うと悪いけれど、いるいる、こういう喋り方をするミドルスクールの女の子って。優等生(勉強でもスポーツでも友人関係でもうまくいっている子をそう呼んでみようか)を鼻にかけたような。うちの子供たちのクラスメートってこういう喋り方をする子がいっぱいいた。まあ、スケートにはおしゃべりは関係ないのでそれは置いといて、ホントに将来が楽しみ。

もう一つは、才能ある若手がどんどん出てくる、のは良いとしてなんだかどの選手の滑りも同じになってきている、という気がしない?新採点方式になったフィギュアスケートは点取りゲーム。だからいっぱい点を稼ぐために最大の努力をするのは仕方ないんだろう…けどね…

同じジャンプでも後半に持ってくることで1、1倍になるから後半に3-2-2をする。リスクを犯して4回転の連続ジャンプするよりも。点数を上げるためにステップシークエンスの難度をあげる。難しいステップを追求しているんだろうけど、腕や頭・上半身の振りを大きくする事で難しいと認めてもらおうとしているんだろうけど、肝心のステップは?もちろん足腰がしっかりしていないと大きな上半身の動きについていけないのは分かるけど、音楽性はどうなの?どの選手のも凝った振り付けで小難しくて、しかも同じ様に見えるのは私だけかな。要するにつまらない。(コーチが同じならある意味仕方ないか。高橋選手も安藤選手も。)

この採点法の限界なのかな。主観に訴える採点法をとればもっと選手のオリジナリティーが出てくるだろうけど、今は極力その主観を排除しようとしているわけだから。

観ている人は何でもいえる。やってる選手がどんなに大変か分かってるの!?と叱られそうだ。
オリジナリティーは、競技生活から引退したプロスケーター達に任せる以外なさそうだ。

プルシェンコは再度の膝の手術は来年に持ち越し、今年は競技には戻らず調整しながらショーで滑って、来シーズンに競技に戻りたいらしい…

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気になること

家族外のことで最近気になっていること―

広島カープの黒田投手はほんとにメジャー行っちゃうつもりなんだろうか?去年の終わりにカープ残留を宣言してカッコ良かった!んだけれど、実は今シーズンの成績は期待されたほどには良くなかったんじゃないの?それにチームとしても彼が目指したAクラスにはまだまだ…周りが勝手に騒いでいるだけかもしれないし、本人が公言したわけじゃないんだけど、残り試合がある中で渡米とは穏やかでない…黒田投手は素晴らしいピッチャーだから、メジャーに行って欲しくない、んじゃなくて、後味の悪い行きかたをして欲しくないのと、今年のような実績でもって来シーズンメジャーに行っても力が出せるかどうかビミョー、だと思うから。

プルシェンコは膝の手術後どうしているんだろう?今シーズンは競技に復活すると宣言した後の膝半月板の手術。療養中の笑顔の写真を見てほっとしたのは2ヶ月以上も前。お国のフィギュアスケート界のために、若手が伸びてくるまでの間を埋めるべく、もう一度現役復帰するなんて言ってたのが痛々しかったけれど、ほんとのところどうなんだろう?競技は別として、彼のスケートを又いつか見られるのだろうか?きっと彼の事だから復活すると信じているんだけれど、彼のニュースはどっかにないかな・・・

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プルシェンコ膝手術しましたね。

久しぶりにプルシェンコ選手の公式ウエブサイトに行って見ると、プルさんまた膝の半月板の手術したんですね。(7月15日付)

一応スポークスマンの発表では―
先週ドイツミュンヘンの病院で両膝手術。手術は予期した以上に困難なものだった。損傷した(?)半月板の摘出は成功した。2週間の入院を要する。リハビリには時間がかかるが、トレーニングへの復帰は可能。

心配です。

あと、ロシア語で何が書いてあるんだか分からないのが残念だけど、こっちは元気そうな笑顔が見られるので、ちょっと嬉しい。

この映像を見ると、手術したのは左足だけのようなんだけど…

で、傍に付き添っているのは看護士さん?でも、確かに看護士さんっぽく見える人が別の写真にいるから、じゃあこの方は彼のお母様?えっとー、エフゲニーをいたわっているのだとは思うのだけど、松葉杖の彼に寄りかからないで!どう考えても彼の膝に負担を与えているじゃないか!と叫んでしまった。

それにしてもそれにしても―
何年か前も確かやっぱり半月板の手術したんだよね。ずっとずっと膝には悩まされているよね。スポーツ選手で身体に故障のない人なんていないけど、何度も何度もケガや手術を繰り返してきて、それでも今シーズン競技に復帰する、って言ってたけど。大丈夫かなあ…

(このロシア語、せめて誰か英語にしてくれないかなあ…)

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球児の悲鳴が聞こえない?

「この3年間ですごい投げている。ボールがいかない」とは昨日の巨人戦で投げた後の藤川の発言。これは朝日新聞の記事だし、他のスポーツ紙などでは若干ニュアンスも違うから、正確にはどうかはわからないけど、これって大変な事だと思うんだけど。

紙面を読んだ私には藤川投手が悲鳴を上げているようにしか取れない。

普通選手ってそんな事言わないでしょ。使われすぎてシンドイ、なんて。

まして球児はこれまでチームが勝つためだったら腕が折れても、って言って、連投だの酷使だのと言う周囲の心配(監督への批判?)をよそに、黙々と投げ続けてきた。その彼のことだから「疲れる」事よりも「ボールが行かない」事の方がもちろん辛いのだ。そういうメッセージを出しているのだ。

選手に、しかも主軸中の主軸選手にこんな事言わせるような使い方しないでくれー、と思うんだけど。監督、コーチの責任だよ、球児の投手生命を奪うようなことになったら。

どうせ阪神今年は優勝しないんだし、もったいないから球児(とジェフと久保田)使うのやめません?今年は3人とも十分に投げたから、後はしっかり身体のケアに回すってのはどう?(久保田君は後半戦も時々投げて体調管理したほうがいいかも…)

もともとJFKに頼りすぎて、先発投手が完投どころか『6回まで持てばいい』式で、チームそのものが、7回以降は守りに入る野球ばかりやってきたせいでJFKに過度の負担を背負わせる事になったわけ。そういう美学もいいけれど、先発投手ももっと長く投げてもらおうよ。

JFKを休ませて、後半戦の試合は若手の投手ばっかりで回してみるって言うのはどうだろう。それもなかなか楽しいと思うのだけど。

とにかく、球児休ませてくれー!ジェフも、久保田もオフ日をあげて!

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外国人留学生は1区走れません!

高校駅伝の1区に外国人留学生を起用するのを来年から禁止する、と高体連が決めたとか。理由は、外国人留学生があまりにも速いので1区で大きくリードしてしまってその後のレースが『興ざめ』だからだそうだ。

???

近年、外国人留学生が各種スポーツで活躍しているようだけれど、もちろん実態はどういうものか知らないで言うのだけれど、私はその事によって日本のスポーツ全体のレベル向上につながっているのかな、と思っていた。

それから、日本という社会を一歩出てしまえば何のメリットもない日本の高校に来て、文科省の定める教育を受けて(時々は不履修の科目もあったりして…)、日常的に街中で外国人差別を受けて、それでも日本の学校にやってきてくれる海外からの高校生がいることに感動を覚えていた。

同じ経験をしてきたから、どんなに大変か分かるよ。がんばれー。とエールを送っていた。陸上競技とか、駅伝とか、あまり興味がないのでテレビで見ることもないけど、新聞のスポーツ欄で外国人留学生選手の活躍の記事を見るのは心地よかった。彼らが故郷を離れた時の思いや、送り出した家族・両親の思い、その競技にかける決意と情熱、そんなものが想像できる気がするのが、留学生達の活躍だ。

ところが、その彼らがぬきんでているから、試合が『面白くない』のだそうだ。面白いか、面白くないかは、見る側の主観だが、やってる選手・生徒達は面白くするためだけのコマなのか、と問いたい。日本の選手達がそうでないとは言わないけど、外国人留学生達(特に駅伝の場合はケニアからかな)は走るために来ているのだ。人生かけて、自分のだけでなく、きっと家族の夢も背負って走っているだろう。『興ざめ』になるから、花の1区は走るなって。ふざけんなよ!って気にならないだろうか?

今の状態では駅伝が面白くないなら、面白くなるよう他の選手も頑張れ。今までだって、日本の高校生達も良い刺激を受けて、レベルアップにつなげて来てたんじゃなかったの?

国際交流が自由な形で盛んになってくると、どこの国でもありがちなのが、外国人に門戸を開放しすぎるといつの間にか国が乗っ取られてしまうかのような議論だ。外国人労働者に職を取られてしまうとか、外国人の犯罪者が増えるとか。

狭い議論だ。

社会のあらゆる分野で、階層で、国際化は必至の趨勢なのだから、それによってお互いが高まるような議論をしようよ。国籍・人種による締め出しは無しってことで。

それから、もう一つ。『興ざめ』に感じるのは一体誰なんだろう?そんな批判が予てからあったと新聞は報じているが、一体誰からの批判なのか?高校駅伝は、プロ野球とは違う。高校生達による教育機関の中でのスポーツだ。見ている大人たちが面白かろうが、なんだろうが、走るのは彼らだ。面白いかどうかは、子供達に決めさせてくれ!

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新生 大竹投手!

今日の朝日新聞のスポーツ欄、大竹投手(広島カープ)についてのいい記事が乗っていた。こんないい記事を書いてもらえるようになって良かったね。それももちろん実績あっての事。昨日の中日戦では無失点で今季3勝目、この間の2勝目の時も1失点だった。

私は野球が好きだけど(見るのが)、どこのチームの大ファン、というわけではない。たまたま今大阪に住んでいるのでどうしても阪神戦が中心になってしまうのと、周囲が人たちが(息子も含めて)皆阪神ファンなのでなんとなく阪神の選手を注目して見てしまうだけだ。甲子園球場も実際に行ってみると天然芝が本当にきれいで、テレビで見て想像していたよりずっとフィールドが身近に感じられて、選手はもちろんの事、多くのファンが愛しみ誇りにする訳が分かる。

職場の阪神ファンのおばちゃんたちには内緒だが、実は私はカープが一番気に入っている。『カープファン』と言うほどの筋金は入っていないけれど、昔『赤ヘル軍団』と呼ばれて強かった頃のカープに近づいて欲しいと思っている。

カープの中で、というかプロ野球選手の中で、一番好きなのがもちろん黒田投手。彼はもう言わずと知れたエースの中のエース。で、そのあとを継いで成長してほしい、きっと大物になる(黒田ほどじゃなくても)、と私が信じていたのが大竹投手だ。

私の大竹びいきは私と息子の間ではもう定番のジョークともなっていて、毎年のように私が「今年のカープは大竹君が見事にブレイクして、黒田と大竹の二枚看板でAクラス入りだ!」と言うと、息子は「こんなに負けていて、打たれていて、ここまで使われる投手は珍しいけど―普通使ってもらえなくなるからねぇ―これだけの登板回数とイニング数があって今の成績だとこの先も大して期待できないねえ」なんて、覚めた目で知ったかぶりをするのだった。

ところが今年はどうですか!まだシーズン始まったばかりとは言うものの頑張ってるじゃないの。「ほら、見て!『新生 大竹の心』だって!良い記事書いてもらえるようになったね!」と新聞を息子に見せたら、「ふふん」と笑った。

元気のあるときの彼なら、「まあ、まだまだだね。シーズン長いから。」といって、そのあと長々と講釈をたれたに違いないが、今日はすーっとフェイドアウトしちゃった。

自分以外のことには興味がないのね。

まだ彼の空は曇っている。

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復帰を語ったPlushenko

今日はアイツが元気がない。たった1日そんな日があるだけで私は沈んでしまう。それは自分の精神衛生上悪い事だと知っていても、親ってモノは心配性なのだ。アイツの足音、気配を感じながら、明日はちょっと元気になると信じよう。

こういう日には決してポジティヴな事な考えられない私だけれど、沈滞ムードの中で一筆。(長くなりそうな予感…)

確か3月末ごろにエフゲニー・プルシェンコのコーチのミーシンさんが、エフゲニーは来シーズン競技に復活するって話した、っていう報道があったものだから、てっきりシュアな話と思っていた。率直に喜んでいた。お気に入りを通り越して尊敬しているので。だから、今頃になって(私が知ったのが今頃って言う意味で、エフゲニーの記者会見は4月10日でした!)本人が来期復帰します、って言ったのはちょっと驚いた。

3月の時点でのミーシンさんの話は一体なんだったんだろう。先走ったのかな?それとも復帰するかもしれない、って言っただけなのかな?

時間差の事ばかりでなく、ファンの一人として素直にお帰り!と言えない気がしてきた。

というのは、エフゲニーの発言を読んでみると、ミーシンコーチの発言の時と違って、かなり悲壮な決意に思えるからだ。

"After seeing the results of Russian skaters in the world championships in Tokyo, I have decided to go back to competition," said Plushenko, who is in Richmond, Virginia, south of Washington, to begin the Champions on Ice tour. "I want to keep Russian figure skating at a competitive level. I want to bridge the gap so our young skaters have time to train and be competitive, which should be in a few years."

つまり、『東京の世界選手権でのロシア選手の結果を見て競技に復帰しようと決心した』『ロシアのフィギュアスケートのレベルを維持し、若い選手が育って世界レベルになるその間のギャップを埋めたい』。その上で07-08シーズンのグランプリシリーズ、ユーロ、ワールドそれから10年のバンクーバーオリンピックへの意欲も示したものだった。

…基本的には、帰ってきてくれてやっぱり嬉しい。彼の技術、芸術性、そして何よりも観客を虜にするオーラがもう一度見られるというのは喜ばしい限りだ。ショーで見せるパフォーマンスも素晴らしいには違いないが、競技での彼には及びもつかない。高い技術もさることながら、あのエネルギーを何と表現したらいいのだろうか。彼自身が過去に何度も言っている、『競技とエキシビションは全く違う、競技にはエキシビションにはないアドレナリンの高揚がある。』と。

だから、一度は競技生活から引退した彼が、少し年下の選手達の繰り広げる熱いバトルを見て、安泰だけれどマンネリ化した(ごめん)アイスショー生活では満足できなくなったというなら納得できる。やっぱりね、現役に戻りたいでしょ、思ったとおりだわ、コンペティションに帰っておいで!って心から喜べるのだけれど。

かつて男子のみならず女子もペアもアイスダンスも、全てにおいて他国を圧倒していたフィギュア大国ロシアの低迷の危機を救わなければならない、と思ったんだろうか。愛国精神の強い彼の事だから自発的な決断だと思うが、周囲のプレッシャーはいかほどにかあった事だろう。

一時代を築いたヤグディンとプルシェンコが去ってみれば若手が育っていないロシアの現状―敵はヨーロッパのみならずアメリカにも、と思っていたら今年は日本にも強敵出現!

そんな中でお国を救うために戻る決意をしたプルシェンコ。スルツカヤもそういう事情の中で現役復帰するのだろうか。何だか切なくなってきた。

事実トリノオリンピックまでの勢力ならば、プルシェンコの独壇場だったけれど、今の勢力は少しばかり変わってきている。

彼のお得意は試合の出だしにいきなり4-3-2(3)回転、続いて3Aとそのコンビネーションと、序盤ですでに勝負を決めるのが定番だった。4回転からのコンビネーションは当然難しいから、誰もがやるわけではない。旧システムだとプログラムの冒頭にこれを決められると試合は半ば決まった感があったものだ。だが、今のジャッジシステムだと、以前のような難しい技に取り組む選手が高得点を取るとはならないのが妙だ。むしろ点取り合戦になってしまっていて、4回転からのコンビネーションなしでも(単独の4回転さえなくても)点は稼げてしまう。プログラムの後半に(1,1倍になる事を利用して)3回転からのコンビレーションでも高得点が出ちゃうんだから。

新ジャッジシステムになって、可能な限り主観性が排除できるとか(それでも主観だけれどね)、SPの順位に関係なく逆転が出来るとか、良い面は確かにあるのだろうが、何だか今年の大きな大会見てるとみんな同じような演技になってきている気がする。というか個性もなく、点の取れる技を積み重ねてこつこつ点数を稼いだ人選手が表彰台に上がっているみたいだ。へぇ、こんな技ばかりで高得点が出るの?と思う事も多いし。個性的な演技で観客の心を捉えるとか、細やかな表情で曲のイメージを豊かに表現するとか、特に必要ないように感じたりする。そういう選手は、見ていて楽しいけれど相変わらず得点は低くてかわいそうかな、という気がする。(そんな中でジュベール選手は王道を行く、彼の最大の武器だけれど、4回転を貫いてくれて、個人的には嬉しかったな。)

まあ、そういう一般論はおいといて、問題のエフゲニー―

真のスケート技術と芸術性を武器に勝負してきたクラシックなスタイルの彼(あるいはコーチ)はこういう事をもっと研究しないと、技術的に劣っている選手(のコーチ)に足をすくわれちゃうかも。

(いやいや、ちゃんと研究してますって。素人の私が口を出してごめんなさい。)

勝つ事ばかりが目的ではないけれど、少なくとも彼に課せられた使命の一つは、国際大会で勝つ、ということでしょう。(クラシックな、というのは、勝負の仕方がそうだというのであって、彼のスケートがそうなのではないです、彼のスケートはクラシックであって、独創的だと思います。)

それから、ここ何年か続けてきたマートン氏の音楽と、同じコリオグラファーから、ひょっとして新しいものへと挑戦する時期なんじゃないかと。私は個人的にはマートンさん大好きだし、『トスカ』は言うまでもなく、『ニジンスキー』は芸術だと思う。出来る事ならビールマン無しでいいから『ニジンスキー』をもう一度、と密かに願う私だ。それでも、それだからこそ、新しい音楽、新しい振り付けにも挑戦して欲しいなあ。頂点に上ったがゆえに、新しいプルシェンコを探して欲しい。

もちろんそれもこれも全て、彼が身体的にOK、っていう前提の上。怪我はするわ、手術はするわ、怪我はするわ…満身創痍とは彼の事じゃないの。(スポーツ選手でどこか痛くない人なんかきっといないのでしょうがね)

絶頂期があまりにも輝かしいだけに、痛々しい彼の姿を見たくない…なんてこれは今から負け犬根性。でも、たとえ失敗しても私は信じている、彼の右に出るスケーターはいない。少なくともあと20年ぐらいは。

なんてわけで、気分が乗らない割りには乗って書いてしまった。疲れたから今夜はもうおしまい。

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Dice-Kへの期待。

松坂フィーバーはすごいねぇ。日本では、まあ理解できる。でも、ほんとにすごいのはアメリカの方。今日のNew York Times(オンライン)でもホームに載せていた。

"A Japanese All-Star Game and a Reunion at Fenway"と題して、まもなく実現する事になる、松坂とイチローとの対決を話題にしている。
日本のメディアのみならず全米の注目を浴びているこの対決―『仮にロジャー・クレメンスがレッドソックスに行って、ヤンキーズのジーターと対決したとしても、松坂とイチローとの対決ほど記念すべきものとはならないだろう』とは、ちょっと面白いね。

松坂についてのアメリカメディアの反応は、日本の期待を背負ったスーパースターがどのくらいやれるか見てやろう、というようなレベルでない様だ。むしろ、日本よりもアメリカの方が、彼に『期待』しているみたい。ポスティングが高額だった事もあるだろう。WBCで―アメリカは自分達のレベルの高さを世界に見せ付けてやろうと目論んでいたはずなのに、まんまと美味しい所を日本にさらわれてしまった―その優勝投手、MVP投手となれば素晴らしいピッチャーであって欲しいのかもしれない。

本人が否定しているにもかかわらず、アメリカ人たちの『ジャイロボール』への熱狂といったら!

きっとこれはアメリカ野球界の『夢』なのだ。そういうボールを誰かに投げて欲しいのだろう。それにふさわしい男はきっとDice-Kなんだね。

そんな日米の『期待』を一身に背負って松坂君はなおさら燃えるんだろうね。

ところでこの時期にアメリカ、しかもボストンあたりに住んでいるとどういうことになるか大体想像がつく。こっちが日本人と見るや、会う人は皆"Matsuzaka"の話ばかりしてくる。野茂投手の時がそうだった。(95年だったと思うのだけれど、LA近郊に住んでいて当然皆Dogersのファンで"Nomo"の事ばかり話しかけてきた。彼の豪快なピッチングは『トルネード』と呼ばれて『三振』という日本語はそのまま"Sanshin"として定着した。ローカル・ペーパーは何度野茂君を一面に取り上げた事だろう。)

それで、ボストン郊外の大学にいる娘―野球には全く興味がないんだけれど―に聞いてみた。案の定、彼女は知らなかった!そういうやつなんだ。コイツは。自分が興味がないことにはたとえ50万人がデモがあったって見てやしない。

まあ、それがアメリカ。どんなに話題になる事があってもけして国中が一色にはならない。(それがなっちゃったのは9・11の時だけ。)自国でオリンピックやサッカーのワールドカップが開催されたところで、興味のない人は知らん振り。もちろん各分野の大スターは大勢いるけれど、国民的ヒーローって生まれにくいんだろうなあ。それほどに多様性のあるお国柄って言う事で、私はいいかげんにも『アメリカは』とか、『アメリカ人は』なんて表現しているけれど、そう言ったからといって、マジョリティーを指すものではない。いわゆる『日本人は』という表現をするとたぶん8割ぐらいの日本人を包括できるのじゃないかと思うが、アメリカ人はそうなってはくれないから。)

話が大きくなっちゃったけれど、米『国民的』とまではいかないにしても米野球ファンの多くの期待を背負って頑張れ、Dice-K!

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世界フィギュアエキシビション、のち嵐

今朝の嵐と言ったら!

いつものように夜明け前に家を出た。雨が降っているので(いなくてもそうだが)真っ暗だ。稲妻が光って、雷鳴も遠くに聞こえている。

こういう時運転するのって嫌だなあ、と思っていたら、次第に雨脚が激しくなって、おまけに風が強い。あれよあれよという間に、ワイパーなど効かないほどの雨と風。ま、前が見えない…そればかりか、横も、後ろも見えない…車にぶつかるこの音は、雨だけじゃないぞ、雹まで混ざっている!

しばらく停車して弱くなるのを待とうかと思ったけれども、私がこんなに見えないって事は、他のドライバーも見えていない。下手に路肩に停車していると、ぶつけられるかもしれないし…

仕方ないので、速度を落として前の車のテールランプだけを頼りにヨタヨタとついて行って、ようやく職場へ。

ようやくこれで安心か、と思ったら、職場は雨漏り(こーいうのを『漏る』って言うのかなぁ。『降って』いたけど。)と、そのせいでフロアは洪水!

雨は次第に弱まってきたけれど、私には引き続いてこの水との戦いが…

仕事前、仕事中、仕事後、と残っていたのでした。

あーしんど!!
それでなくても夕べ2時間半しか寝ていないのに。(もちろんそれは自分の責任なのだけど。昨夜世界フィギュアのエキシビション〈大阪〉に行って楽しんだんだから。)もう、へとへと。

疲れてるせいでいらいらして、しなくてもいい喧嘩を息子とする羽目になるし…

散々な日だった。

でも、昨夜のエキシビションは楽しかった。客観的に誰の夜だったかというと、たぶん高橋選手のだったと思う。自信に溢れていて絶好調の滑りだった。

個人的な趣味では、ランビエール君がやっぱり素敵だった。期待通りに。スピンばかりが有名だけれど、彼は観客の心を掴む術を知っている。彼を見られただけで、私は大満足。それから、中野選手と。中野さんは世界選手権の時よりのびのびして楽しそうで、シングルの選手で一番きれいだった。ペアではやっぱり金メダリストのShen/Zhao組が際立っていた。

それにしても高橋君の人気はすごかった!すべりよりも、会場の雰囲気に驚いた。観客の8/9割が女性客ではあったけど。昨シーズンまで私は高橋君を応援していたけれど、今年はあまりの高橋フィーバーにちょっと食傷気味かな。でも、それはさておき、彼の成長振りに改めて拍手。

今夜はゆっくり寝よう。明日はいつもの私に戻るぞ!

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世界フィギュア、たたかいの後、それから…

世界フィギュア男子ブライアン・ジュベールが制して(これはもう予想通り)、高橋君が期待通りの頑張りを見せた(彼は今シーズン着実に力をつけたね、立派です。)ステファン・ランビエールは不調の中でも、さすが。スケーティングのうまさではやはりトップだ。

何もけちをつけるわけじゃないけど、地元の利ってのは確かにあるなあって思う。

ジャンプで大きく失敗しなかったという点と、プログラムの後半でジャンプを重ねるという得点得点稼ぎによって(何もこれを批判しているのではない、フィギュアスケートは得点を争うスポーツなのだから)フリーでトップに立った高橋選手。明らかにバテて見えた終盤だが、確かに開催国の利―会場を見方につけて乗り切った。

これがヨーロッパいのどこかでの開催だったとしたら、きっと別の結果になっていたに違いない。ジュベールはほんとに強かったし、ランビエールって一つ二つのミスなんか帳消しにしてしまうほどのオーラを持っている。高橋・織田選手以外の男子フィギュアスケーターをほとんど見たことのない息子が、口をあんぐり開けて「こんなすごいヤツがいるんかぁ。CG見てるみたいやなぁ。コイツの方がうまいやん。」とランビエールを評した。

残念ながら、スケートはミスをすれば後でどんなに頑張ってもそれを取り消す事はできない、過酷なスポーツだから。ほんとに厳しい…

女子のほうもSPは大方の予想通りかな。あっ、浅田選手が思いがけないジャンプの失敗で出遅れた、っていうのは予想通りじゃなかったって言う人もいるかもしれないけど、逆に面白くなったって言えば多くの真央ファンからバッシングを受けるかな。

今夜どうなるかなあ…

そうそう、今夜の心配する前に、我が家の心配も片付けないと…(ここまで3/24)

安藤選手頑張ったね。本当に良く練習したんだろうなあ。あの雰囲気の中で実力を出し切ると言うのは並大抵じゃないと思うけれど、過去の苦い経験は無駄じゃなかったんだね。

衣装もメイクも前のよりずっといいね。前のは悪趣味としか言いようがなかったし、変更して良かった。

日本選手がここまで頑張ると、すごく個人的にだが、残念な事がある。エキシビションで見られる海外の選手が減ってしまうじゃないの。浅田選手のスケートは前に見たので、できるなら、マイズナーか、コストナーか、シズニーを見たかった。これは単なる贅沢を言ってるだけ。キム・ユナさんを見られるなら幸せと思わなくては。でも彼女腰が痛そうだし(私も若い頃椎間板ヘルニアの手術してるから、分かるよ、よく滑れたね。今後大丈夫かなあ。)、大阪まで来てくれるかなあ。

ところで息子は今日も朝早くからバイトに出かけていった。日単位で好きな日に働けるからって、お金儲けに余念がない。そういう情熱を持って、いつも学校に遅刻せずに行ければいいのだけれど。

「学校に行くのは勉強していい成績取る為でしょ。僕はその通りやってるよ。『遅刻をしない』っていうのは、ボクの優先順位の上位にはないんだよ。」とな。

へエー、学校側は改善が見られないと卒業させないって言ってるけど…

我が家の問題はまだ決着を見ていない。

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世界フィギュア男子SPの後

フィギュアスケート世界選手権男子SP。
スケートファンならやっぱりこれを見なくては。いくらテレビの中継が気に入らなくても。って訳で見たんだけど、いつも散々けなしているんだけど、意外にも今日は中継が思ったより良かった。というのは上位選手をほぼカバーできていたから。

それに、織田君は今日は泣かなかったし。最も、あれだけきれいに失敗してしまえばメダルの可能性は全くないわけだし、逆にさばさばしたことだろうけど。

(とっても個人的なことだけれど、織田君が試合のたびに涙するのはどうもいただけない。まるで子供が泣いているみたいだ。なのに全米選手権の時のジョニー・ウイア君の号泣は妙に色気があった。これは単にオバサン趣味で、オジサン解説者たちが「真央ちゃん、真央ちゃん」とデレデレしているのと同じ次元である。)

SPの順位をみると、1位ジュベール(フランス)、2位バトル(カナダ)、3位高橋、4位ウイア(アメリカ)、5位ライサチェック(アメリカ)、6位ランビエール(スイス)―とまあ、ほぼ想定どうりの結果。ランビエールがちょっとさえなかったけれど、今シーズン相当調子を崩して秋のグランプリシリーズ(これもひどかった)以来国際大会に出ていなかった訳だし、こんなもんかな、という気はしていた。

ジュベールが期待通りの強さと安定感でトップに立って、このままぶっちぎるんじゃないかと思うが、それとは別にちょっと気になるのが、6位までの選手の国だ。ロシアはどうしたんですかぁ!?もちろん、プルシェンコはいません。でも、あのフィギュア大国ロシアは、他の選手はいないのかい?Voronov選手っていたけど、他の若い選手はどうなの?よけいな心配には違いないが、心配しちゃうよ。プルシェンコは帰ってくるとはいうものの…

さて、明日のフリーでは、ぜひともウイア君の奮起を願っている。いつもどっかで期待はずれに終わってしまう彼だが、本当に素敵なスケートをするので、何とか表彰台に上がって、エキシビションで滑って欲しいなあ。

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ジョニーに期待

19日に始まる世界フィギュアスケートが、とても楽しみだ。

楽しみにしている一方で、メディアの報道の仕方については、すでに期待はしていない。

だって、女子の話(浅田選手)ばかりするんだもの。アイドル的なスター選手を作り上げて視聴率を稼ぐ戦法だろうが、民放で放送されるフィギュアの試合を見ていると悲しくなる。限られた放送枠の中で一部の選手だけをフォーカスして―有力選手がいれば当然そうなるからある程度仕方ないとして―試合の様子を流すのならともかく、どうでもいいようなインタビューやクリップを繰り返してイメージばかりを煽り、海外選手の映像は多くの場合カットされている。解説に元スケーター(現プロスケーターだったっけ?)を呼ぶのは仕方ないとして、スケートなんかした事もない、一ファンに過ぎないようなタレントとか、元スポーツ選手とかっていうおじさんが出てきてデレデレとしゃべっているのを聞くと音声切りたくなる。

テレビのスポーツ番組の解説が聞くに堪えない時は音声を消して見る、という手法を使う事があるけれど―そんな人は他にいないかもしれない。私だけかも。野球中継で解説や実況があまりにもひどい時音声消す。代わりにラジオの中継(があれば)を入れたりする―フィギュアスケートの場合はこれはお勧めできない。フィギュアには音楽が必要だ!!!

男子の場合は女子よりも待遇が悪く、高橋選手や織田選手はまだ注目してもらえるからいいようなものの、海外の選手となったら名前すら紹介してもらえない人も多い。人気がある選手だけを取り上げるより、海外の実力ある選手をたくさん紹介する方がもっとフィギュア人気が出ると思うのは私だけかしら?

男子のフィギュアはほんとに実力が伯仲していて面白いのに。今度の世界選手権でも実力的にはジュベールだと思ってみたり、ランビエールがしばらくなりを潜めていたけれど、この大会に向けて調整してきたはずなので最高の状態で来ているとすると、やっぱり彼が本命だろうかとか、今シーズン調子を上げてきた高橋君が最高の状態で臨めれば(の話だが)十分に表彰台に上がれるだろうとか、全米選手権を制したライサチェックはこの一角を崩せるんだろうかさ。個人的にはウイア君に奮起してもらいたいと切に思っているのだけど。

きっと世界選手権終わってしまうと、あーあ、やっぱりウイア君は期待はずれだったな、ってことになりそうなので、今のうちに言っておこう。彼の才能、芸術性は並外れて素晴らしい。全米でやった通りのSPが出来て、今度こそ今度こそのLPを滑れたらなあ。(そんなことがあればジョニーじゃないかもしれない…)

ジョニーに最低でも表彰台に上がって欲しい。

なぜそんなことを言うかというと、私は大阪なみはやドームでのエキシビション(29日)に行くからだ。ジョニー・ウイアのスケートが見たいのだ!

期待している。

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Plushenko復帰します

エフゲニー・プルシェンコが帰ってきます!!!

ロイターによると、プルシェンコは来シーズンアマチュア競技への復帰を決意した、とコーチのミーシンさんが語ったそうです。

ロイターの元の記事はどこかな、と探してみたけど探せません。それを伝えるユーロスポーツの記事が見つかりました。ここです。

http://www.eurosport.co.uk/figureskating/sport_sto1097305.shtml

やった!

私はずっとプルシェンコに帰って来い、と呼びかけていたけど―もちろん一方的にね―本当に競技生活に戻ってくるという決断に、やっぱり戻ってきたか、という納得の一方で、その勇断に感心するのだ。

獲るべきタイトルは全部獲った。

物質的・社会的になんら欠けているものはない。彼のスケートのテクニックなら今後何年もアイスショーで観客を酔わせ続けられる。

トリノで圧倒的な強さで勝ってしまって以来、彼を長年奮い立たせていたものがきっと燃え尽きて、この一年休んだことで再び熱い思いが燃え上がって来たに違いない。

おそらく彼には試合でしか味わえない興奮が必要なのだろう。過去のインタビューで何度も話しているように。いくらショーで観客を魅了しても、試合は別物なのだと。

私は一人のファンとして彼がきっと帰ってくると思っていた。アイスショーだけでは満足しないだろうと思っていた。それよりはむしろスケート以外のことをするんじゃないかという気さえしていた。ようこそ、お帰り!

今からもうわくわくする。

もっとも、彼はわくわくだけして戻ってくるわけじゃないだろう。いかにプルシェンコといえど一年休養していたわけだし(もちろんアイスショーで滑ってはいたけ れど)、もう一度王座をかけてとなると、本気でやる気にならないと大変だろう。現にジュベールは王者不在の今シーズン着実に力をつけて一人勝ちだった。も ともと得意のジャンプを磨いてLPの中に4回転ジャンプを3回も跳んだほど。

日本の高橋選手も今シーズンは力をつけて、昨シーズンまでの、力があるのに出し切れないという弱点を克服しているようだ。(最も今シーズンがピーク、なんてことにならないよう願っているけれど。)

フィギュアスケート選手の競技寿命はとても短くて、特にジャンプなどの大技はどうしても若い時ほどの高さ・回転の速さが出なくなってくるけれど、そんなこと百も承知で帰ってくる、それでも限りなく自分に挑戦しようとする、プルシェンコに心からエールを送ろう。

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エキシビション新ナンバー

プルシェンコの新しいエキシビションナンバーが披露されています。
画像はここ。
http://www.youtube.com/watch?v=2qeUJHJVyqg&NR

全ロシア選手権って言うのかな?とにかく全国大会を過去何年も連続制覇してきた彼が、今シーズンはゲストとして登場。寂しいことこの上ないけれど、この新しいナンバーを見ると、これが彼の今の境地なのかな…と思ったり。

ロープで作ったチェーンにつながれた彼が、何とかその鎖を断ち切ろうともがき、とうとう解き放たれて歓喜し、躍動感にあふれて滑り、そして感謝をささげる、というように見えます。プルシェンコならではの、エナジェティックなステップを披露しています。新しい自分のスケートにチャレンジしようとしているのでしょうか?彼には自分自身が最大のライバルなはずなので。

彼の競技での新プログラムを待ち焦がれる私だけれど、エキシビションで放つオーラはやっぱりすごい!

ところで、3月の世界フィギュアだけど、東京まで見に行こうかどうか迷って、結局エキシビションツアーの大阪公演を見に行くことにきめた。一応チケットのプレリザーブもできたし、時間と費用とを考えると東京はやっぱり遠い…しかも二人分。出来ることなら試合の雰囲気を感じたいのだけれど、それは又いつか別の機会が来るまでお預けって事で。



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オムツでトリプルアクセル!

ここでは何度も書いたけれど、私はプルシェンコの大ファンである。我が家で『様』をつけて呼ばれることがあるのは、息子が尊敬するメジャーリーガーのアルベルト・プーホルズ(略して『プホ様』)と、エフゲニー・プルシェンコ(『プル様』)だけである。

プルシェンコは幼い頃からずっと怪我・故障と闘い続けてきたし、オリンピックを制した今シーズン休息を取りたい、家族と自分のために時間を使いたい、として競技生活から離れたのは、当然のことだし、意義があると思う。でも、待っている者たちには寂しいシーズンだ。

もちろんショーには出てくる。すばらしいトスカを披露してくれる。テレビ(ロシアの)のMCとしても活躍しているようだ。(これ、見たいなあ。日本語といわないから、英語の字幕付で。部分的にYou Tubeとかで見られるけどね、何言ってるか分かんない…)

でも、試合の彼が見たいのだ、試合後のエキシビションの彼が見たいのだ。このまま引退なのかなあ、彼の時代は終わったのかも知れないなあ、思えば2003年のSt. Petersburgあたりがひょっとしてピークだったのかなあ(少なくともジャンプと、ビールマンスピンだけ取ってみれば)、寂しいけれど、それが時代の流れなのかなあ…と思っている昨今。

こんなの見つけて妙に嬉しくなってしまった。
画像はここ。http://www.youtube.com/watch?v=_wmAV11V_As&NR
まず、これはテレビ局のスタジオの中のリンクです。ゆりかごの中に入った赤ちゃんです。おしゃぶり持って(くわえてます!)、おしっこ飛ばして(食器用洗剤の容器みたいなのに水入れて―水だと思う、たぶん―)、髪をカラーゴムで結んで、あまりにかわいいです。リンクが狭いので跳び回れないと思うけど、スケートそのものはお遊びです、よちよち歩きの赤ちゃんの。でも、どこからか、聴きなれた音楽が流れてきて…Sex Bombです!着ているベビー服を脱ぎ捨てると、なんと、その下はあの、肉襦袢です。それと金パンツ。

それから、同じ赤ちゃんスタイルで、別の映像です。
画像はここ。http://www.youtube.com/watch?v=T_entQ9f0Vs
今度はどこかな?(フランス語っぽいナレーションなんですが、私フレンチぜんぜんだ分かりません!)ここでは、ベビー服の下はオムツ!このオムツ姿でいつものトリプル・アクセルやります。

オリジナルの方のSex Bombを見た人にしかわからないパロディーですが、もう笑っちゃいます。ビデオ見ながら笑うやら、あきれるやら。『君にはオリンピックチャンピオンのプライドがないのか』と一人息巻いてみたけれど、妙に嬉しかった。肉襦袢も、女装も、かぶりものも、実は彼でなければ出来ないシロモノ。トリノで金・ソルトレークで銀・3度の世界選手権と5度のヨーロッパ選手権を制した彼だからこそ出来る、道化を演じつつプルシェンコの貫禄を見せ付けてしまう、そんな演技。

何て言うか、今シーズンずっとトスカをやってきて、それは素晴らしかったんだけど、いつもの彼のはっちゃけた姿も見たくてたまらなかった。それが帰ってきたな、って思って。それから、これは単なる私の希望的観測だけど、あの赤ちゃん姿で、新生プルシェンコを意図しているのかな、って。

やあ、お帰り、って言っちゃった。ほんとに帰ってきてくれるかなあ。

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こころの棘とジュベール

心に棘が刺さっている。小さな棘。抜こうとしたけれど、時に任せていつか消え失せるのを待つことにする。

こんな時は、You-Tubeである。フィギュアスケート画像を探す。ネット時代ってありがたいとつくづく思う。物心ついた時からネットがあった若い世代には理解できないだろうけどさ。

だって私は決してテレビ人間ではない。自分でテレビをつけることなんて年に数回しかない。野球やスケートなどのスポーツ番組。後緊急災害が起こった時。海外で何か起こったらCNNかな。

NHKも民放もニュースは見ない。ドラマも見たことがない。CMはスポーツ中継の間に入るのは知っている程度。

ニュースや国際情勢を知るにはネットと、新聞が一番。でもYou-TubeのTVクリップは著作権違反と知りつつありがたい。テレビの前に座って見たくないCM や聞きたくないコメント、訳の分からない笑いの間を待たなくていいのだから。削除されてしまうまでのほんの束の間許してね、って訳である。

で、今シーズン、過去のシーズンののフィギュアスケートを楽しむ上で、これは欠かせないのだ。中国のテレビクリップは削除されずにいつまでもあるなあ。

ブライアン・ジュベールがフランス杯に続いてロシア杯でも優勝。SP77.70、FP160.13のトータル237.83の高得点だからご立派である。(ちなみにプルシェンコのトリノオリンピックの得点はSP90.66、FS167.67のトータル258.33。プルシェンコのこの記録は今のトップスケーターたちには破られそうにないけど。)

フィギュアって、得点を競うスポーツなのだから、得点に関してはジャッジの採点部分については文句のつけようがないのだが、観衆にその技と芸術を訴える視覚のスポーツでもある。その観衆の立場で言うと、もっと厳密には個人的に言うと、私はジュベールのスケートはあまり好きではない。

例えば、SPの『007』―ボンドが銃を構える格好は仕方ないとして、それがシツコイのだ。車のステアリングを操作している様子といい、目に煩い。コスチュームの‘007’は何とかならないの?彼を見ているとどうしてもヤグディンを連想してしまうのだが、ヤグディンの場合は本当に完結した芸術として受け取れたのだけれど、どうもジュベール君はしっくり来ない。

もちろんこれは単に好き嫌いの問題。彼ほどの技の力を持っているからこそ、注文をつけたくなるのだと思うけれど―でもポストプルシェンコとして応援する気になれないのはなぜ?

やはりスケートのスタイルなんだよね。

ヤグディンの絶頂期とプルシェンコのスケートを較べてみる。

ヤグディン―氷の上でスケートを使ってストーリーを語る。降り出した雪にはしゃぐ子供の姿に心弾むような『ウインター』、鉄の仮面の下から本当の自己の姿‘王’に目覚める『仮面の男』。彼のスケートにはストーリーがあって、オペラのようだ。それが完成されると観衆も満ち足りて言葉を失う。

プルシェンコ―(彼はまだ現役続行中だ。引退しないぞ。願いである。)氷の上で音楽とストーリーを使って自己を演じる。彼にとっては音楽もその背景のオペラも自らの技能と芸術を表現するための手段である。『トスカ』のストーリーは彼に情熱あるいは、届かぬ願いというインスピレーションを与える。オリジナルのストーリーはもはや関係ない。この正確なジャンプをこの激しいステップを見てみろ、と言わんばかり。『ニジンスキー』の伝説的な振り付けをそこここに借りてはいるが、氷上のダンサーである。映像に残らぬ故人は見事にプルシェンコに捉えられて、観るものは同一視しそうだ。ストーリーがあろうがなかろうが、観る者は彼のスケートから目を離すことが出来ない。

時代を二分したこの二人のスケーターは、そのスケーティングスタイルでも性格を異にした。ヤグディンの影響の濃いジュベールが、ヤグディンスタイルを続けるのは理解は出来るのだけれど、もう少し何とかならないかなあ。その何とか、っていうのが良く分からないんだけど。

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初めての日米野球@東京ドーム

行って来ました。日米野球第1戦、昨日の東京ドーム。

新幹線で日帰りはきつかったー。最終の新幹線に乗るために最後まで見れなかったし。でも楽しかった。初めての東京ドーム。

それにしてもこんなに辞退者が出るなんて。プーホルズが出なくても、ジーターが出なくても、サンタナだけは、って思っていたのに。はっきり言ってサンタナが第1戦先発かな、と期待したからこそわざわざ遠い東京でのチケット取ったのに。あーあ、こんなんなら、第4戦の大阪ドームにすればよかった…と新幹線の中で痛い腰をさすりながら後悔したのも事実。

いいとこだけ記憶にとどめておこう。日米野球も今年が最後らしいし…

やっぱり、ここから、いこか。
ダイの2ラン。これは、想定内。

ハワードも行くかなって思ってたけど、残念。

マウアーって強肩でびっくり。

レイエスが走るところを期待してたんだけどな。

(ネイサンが出てくるまで居られなかったのが残念!)

やっぱり小笠原ってカッコいい。クリーンヒットも勿論なんだけど、打席に入った時、それから空振りする時がイイねえ。

吉村は試合前いい当たりを飛ばしてたから、あの満塁で期待したんだけど、撃った時行った!と思ったんだけどねえ…

試合前に孤独に外野をひたすら走りこみをする井川を見て嬉しいような、寂しいような。他の選手は誰かと一緒に練習してるのに井川だけ一人?うわさには聞いてたけど…


で、今日の試合はテレビで観戦。

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プルシェンコのトスカ

今シーズンはコンペティションには出ません。エフゲニー・プルシェンコです。トリノで金メダルを取った時に、これでプルシェンコは競技生活を引退するだろうというのがもっぱらの観測でしたが、本人は引退説をとりあえず否定しています。ケガも多かったし、手術もしたし、今シーズンはとりあえず競技には出ず、お休みして、その後又復帰するかどうか考えるんでしょう。

彼のように幼い頃から世界の頂点に立って、自己だけをライバルとして闘い続けてきたアスリートが休みが欲しいと言うからには本当に休みが必要なのでしょうね。ゆっくり休んで心身ともに英気を養って、出来ることなら復活して欲しいです。

でもフィギュア男子シングルはこれでひとつの時代の幕が下ろされたことには違いありません。彼と共にしのぎを削っていたヤグディンは先に降りちゃいましたし。もちろん新しい力が興っているのは間違いないんですけど…ランビエールとか、ウイアとか、ライサチェックとか、あ、高橋君もね。

そこで今さら、ですが、トスカです。
ご存知トリノのショートプログラムの、あれ。30出場選手中第2滑走で、後に28選手を残して、まだSPなのに、それでもって早々と金メダル確実にしてしまったそのトスカです。トリノのトスカは本当に完璧で、技術的・芸術的に見事にバランスの取れた緊張したパフォーマンスでした。(画像はここ)

彼はその後このトスカをいたるところで披露しているんですね。YouTubeにもたくさんの映像があって、その土地、そのリンクでいろいろなトスカを披露しています。彼はこのプログラムがお気に入りなんですね。こなす度にどんどん良くなります。

マーシャルの時のトスカも良かったのですが、(画像はここ)

ヴァイオリンのEdvin Martonとの共演を見つけました。(画像はここ)

タイトルからすると今年9月24日に行われたものらしいです。はっきり言ってすごい。4回転ジャンプこそ跳んでませんが、芸術的にはさらに磨かれ、魅せるフィギュアの骨頂です。情熱的で力強く、迫力があって、しかもセクシーです。MartonはこのExtreme Iceではトリノの時とは違うトスカを弾いてくれています。見事なコラボレーションです。

プッチーニのトスカはフィギュアでは良く使われる曲だけど、これはプルシェンコのトスカです。

大人になって、技を磨いたプルシェンコはすてきだけれど、昔の彼も懐かしいなあ。長い金髪を振り乱して、生意気そうな顔をして、観客も審査員も良く見てろよとばかりに技と魅力を見せ付けていたあの天才少年。挫折を知らない(様に見えた)輝かしい未来を見ていた若き日々。今だって23歳で十分に若いんですけど、そう考えるとあの頃って本当に少年だったんだぁ。信じられないような才能だ…

復活してくださいな。待ってます…

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Campbell Cupと浅田姉妹

Campbell Cup(2006)の両浅田選手、安藤選手、織田選手それから高橋選手のパフォーマンス、見ました。YouTubeってありがたいです。めっちゃコピーライト違反と分かっていても多くの人々と同じように楽しく利用しています。

日本の選手は(シングルだけしか見てないけど)、みんなそれぞれ個性が出ていて今シーズンに期待を持たせる演技で、得点以上に楽しかった。アメリカの選手ではジョニー・ウイア、エヴァン・ライサチェック、サーシャ・コーエン、エミリー・ヒューズと見てみましたが、ウイアをのぞいてちょっと期待はずれ、ってとこでした。これはもちろん日本人の私の贔屓目です。アメリカ人のファンは、日本人のフィギュアはあんまり好きじゃない、って言ってますからね。

さて、今日は浅田姉妹の話。真央さんは昨シーズンから大きくなりましたね。一回り成長して、今年はさらに活躍が期待されているのですが、Campbellで見た感じで、(もちろん素人目にですが)、子供から大人への移行期、天才少女から大人のトップスケーターに成長するその過程にいるという風に見えました。昨シーズンのような天真爛漫なのびのびしたスケーティングは見られなくて、プレッシャーを自分でかけているのかな、と。

昨シーズンの舞さんは正直言って、妹の陰にかすんでしまったみたいで、弱々しくて個人的には気の毒に思ったりしてたのですが、Campbell良かったですよ。ハッキリ言って、今大会の最大の収穫は(これ私の中で、って言うだけのことです)舞さんです!成長しましたね。辛かったでしょうね。今までずっと妹の方が上手で注目されて。その中で自分を磨いて自分のスケートを見つけたんでしょうね。彼女が滑っている間目が離せない、スケーティングだけでなく腕や手先の表現が実に美しいですよね。彼女の魅力を十分に引き出す良いプログラムですね。

真央ちゃんファンには申し訳ないけれど、こういう舞さんの魅力は真央ちゃんが必死で努力してもそう簡単に身に付けられるようなものじゃないかな、って気がしました。

 

兄弟姉妹って難しいですよね。どうしても比較されるから。分かります。うちにも浅田姉妹と同じ年頃の姉弟がいますから。

いつも弟の方が何でも良く出来て人に好かれて皆の注目の的。姉だってとても才能があるんだけれど2つ違いの弟が飛びぬけていたものだから、小さい時から劣等感にさいなまれていました。親としては二人を平等にしたいと思う。でも、平等にするということはすなわち弟を引き立たせることにしかならない、姉の方を何とか盛り立てようとするのだけれどそれでは弟が納得できない、というジレンマの中で二人を育ててきました。

苦しんだ娘は今ようやく自分の場所を見つけたかのように見えます。夢を追いかけるために家族と離れ、アメリカの大学で寮生活をしています。比較され続けてきた弟を知る他人が誰もいない場所で、本当の彼女の人格が花開こうとしているようです。

逆に今苦しんでいるのは、息子のほう。子供時代から順風満帆で過ごして来て、優秀な子、10年に一人の秀才、大人になってどんな成功をおさめるのだろう、と賞賛と妬み半々で見られていた彼が突然に自信を喪失してしまいました。傍から見れば、何一つ自信を喪失するような大きな失敗をしたわけではない、すべてに完璧でなくてもいいのだから多少とも手を抜いて普通に楽に生活すればそれでいいではないかと思うのだけれど、そうは行かないらしい。彼には超えなければならない『自分』というライバルがいるのです。

どんな天才児もそうだけれど、彼らにはきっと『自分』という最大のライバルがいるのです。自分では全力で努力した結果であっても、それがナンバー・ワンでなかったら、周囲は「今回は不調だったんだ、あいつの力はこんなものじゃない」と言うでしょう。自分でもこんなはずじゃない、と思うでしょう。最高時の自分があまりに最高であるがゆえに、それが自分に向かって襲いかかる強敵となる。

我が不肖の息子がそこまでの天才であるかどうかは別として、優秀な少年たちは必ずそういう試練の時を迎えます。これを乗り越えて大きくなれよ、大人になれよ、と心の中で祈る毎日。(我が子が苦しむ姿を見ているのは、見守るしかないのは、親でなければ分からない苦しみですが。)

そんなこんなで、浅田姉妹を見ると妙に親近感を持ってしまいます。二人ともそれぞれに輝いて欲しいなあ、きっとそうなってくれるだろうなあ、と応援しています。

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Campbell's Cupとジョニー・ウイア

私はフィギュアスケートファンですから、単にいい試合が観られればそれで満足すべきかも知れないけれど、こういう国別対抗っていったいどういう意義があるのか分からない。先日アメリカシンシナティで行われたCampbell’s Cupの国別対抗戦です。

フィギュアスケートは完全に個人競技ですから各選手の演じるプログラムは各々完全に独立したものだし、同じ国のほかの選手がどういうスケートをしたかということがどういう影響を与える、または与えるべきというのでしょうか。日本チームが勝とうが負けようが、浅田真央は自分のスケートができたかどうかということしか気持ちの中にないでしょう。当然だよね。

それはそれとして、

各選手とも今シーズンの本格的な戦いの前哨戦として位置づけてどういうプログラムで自らをどういうスケーターとしてアピールしようとしているかが見られるっていうのだけがこの大会のポイントでしょう。

それでいうと、ジョニー・ウイア選手は今シーズン期待できると思いました。彼自身去年のようなフェミニンなスケートから、もっと男性的なスケートに、ってインタビューで言ってましたが、そのとおりのプログラムを持ってきましたね。解説の人もこのSPを称して”the right direction”とほめて今シーズンへの期待を口にしていました。もともとスケーティングの芸術性は際立っているわけだし(それにしてもコイツ、人気あるなあ。人気先行型です。)彼が、4回転を飛べるようになってもっと力強さがでると、プルシェンコに近づけるかな、と期待します。今シーズンこれをもっと磨いていいプログラムにして欲しいです。 

敬愛して止まないプルシェンコがこのまま競技から引退してしまいそうな状況で、新しいキング・オン・アイスになれるようジョニー君に頑張って欲しいなあ。

画像はここで。
http://www.youtube.com/watch?v=zNkgawK_iPs&mode=related&search=

織田選手や、高橋選手の演技はまだ観る機会がないのだけれど、見たいなあ。高橋君はいったいどんな失敗をしてあんな低い得点だったのだろう?

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