時ならぬ寒さに体がびっくりしちゃってた。少なくとも私が記憶する限りで9月にこんなに涼しいなんて―涼しいを通り越して寒いなんてなかったんじゃないかな。大阪あたりでは。それとも京都は大阪より早く秋が来るのかな?
昨日午後にはその寒い雨が止んで、すがすがしい青空が広がった。こんな空をずいぶん見ていなかった気がする。急な寒さばかりでなく、冷たい雨にぬれたせいもあるのか、熱っぽい日が続いていた私だけれど、こういう空を見たら元気にならなくっちゃね。
今朝も昨日の青空を引き継いで、本当に素晴らしいお天気。いよいよ秋が来たんだ!庭では夏の名残の花たちが「まだまだ私達がんばりますわよ」と盛んだ。私は―この太陽の恵みをありがたくお受けして、洗濯せねば…
マイアミにいる息子が―まだ大学が始まって1ヶ月だけれど―慣れない生活と勉強とで相当ストレスを感じていて「大変なんだよー」っていうメールをよこしていた。
勉強で何が大変かと言うと、米文学と微積分だと。英語は得意だし知識も広いし論理は得意なんだけど、へぇー、やっぱりアメリカ文学はそんなに親しんでたわけでもないしね、大変なんだー、などと私は妙に納得。数学はと言えば、彼は最初に受けたSATで800を取っている。理系でもないのに君が苦労するほどレベルが高いんだね、大学の数学って!と聞いたら、さにあらず。SATのスコアが高かったものだから、他の学生は取らなくてもいいレベルの授業を取らされる羽目になった!らしい。こんな不公平ってある!?もう一年以上数学やってなかったしさー、インターナショナルスクールでやってたIBの数学とやり方が全然違うしさー、頑張って高校時代に勉強して良い成績とってたらさー、それがあだになったじゃん!という訳だ。
無責任な母は当初はメールのこっち側で可笑しくてたまらなかった。息子が真顔で怒っている様子が見えるようで。まあ、頑張るしかないじゃん。と書いてやるだけだった。
それでも2日おきに来るメールで、『もう寝る時間がない』ほど頑張ってるんだけど数学の2つのquizが相当悪くて、せっかくクラブとかも始めたけれど、勉強時間をもっと増やすためにそれを辞めないといけないんだろうか?辞めたくないんだけど。などと不安を書いてくるものだから可哀想にもなってくる。
いいじゃん、別に数学をやりに大学に行ったわけじゃないんだし、最低ラインが確保できれば。すぐに結果は出なくてもだんだん授業やテストにも慣れてそのうち結果も付いてくるよ。大学はいろんな人との出会いとか、クラブとか、他にも大事なことがいっぱいあるんだから、勉強はほどほどにしとけば。などと、またしても無責任なアドバイスをしてみる親である。
そしたら息子は―親よりずっと考えている。その最低ラインっていうのはさ、単位が取れるっていうのじゃないんだよ。僕はscholarshipをもらっているわけだから、そのための最低ラインを満たさないといけないんだよ。
なるほどー。(感心している場合じゃない)
そして、しばらく音沙汰がなかったから気にしていたら、昨日はちょっと元気そうだった。
『この間あった数学のmidterm(中間テスト)が帰ってきて割と良かったから、今までのquiz(小テスト)と平均されるからちょっと今までより上昇』したらしい。ちょっとだけテストに慣れてきた、と。『クラブも頑張ってるからほんとに毎日忙しい』と。
心配するしか芸のない親としては、やれやれ、ほっ。である。そっかー、頑張ったね!良かったね。あんまり無理しないのよ。(心配は尽きないけれど、言う必要もない。18年間言い続けてきて、私が言いそうな事は彼は全部暗記している。)
秋晴れのこの空はマイアミまで続いている。
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